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暴れ者ヘッドロック

牛がいるぞ。 黒いタテガミをもうもうとなびかせ、 ロデオさながらに暴れ回る牛。 だだっ広い駐車場にはオレとヤツしかおらず このままではあの鋭い角で突き殺されてしまう。 牛はオレに狙いを定め バタバタと大暴れしながら突進してくるので 慌てて背を向け…

飛びっぱなし

夢で過去に何度か訪れた幹線道路。 全力で走ってピョンとジャンプすると な感じで移動できる技術を習得。 こりゃええワイと懐かしい夢の中の町を あちらこちらと散策することに。 確かあっちにひなびたパチンコ屋がある筈。 こっちの方って前に宿泊した宿あ…

XXの名は。

真暗い夜道に家路を急ぐ。 階段だ。 上っているのか下っているのか。 道の両脇にはぼんやりした灯籠。 辛うじて足下が見えるばかり。階段には一段ごとに何か文字が書かれていた。確かに知っているのに読めない文字。 前方には同じく帰路の親子。 母の手には…

鬼来る春

小さな田舎町の公民館脇の運動場に 七人の小人達が地ベタに座って泣いていた。 近寄ってオレも座り込み、 どうしたのかネとワケを聞いてみる… 彼らは只の小人ではなく「鬼」で、 行き場所を人間に奪われ泣いているのだという。 ナルホド鬼か。 見れば確かに…